フィリピン株式とヘッジファンド投資で富裕層を目指すブログ

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【単独・正攻法】フィリピンの証券会社COL Financialで証券口座を開設してみた(4)

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フィリピン株式に直接投資をしたくなったので、フィリピンの証券会社に口座を作ろうと思い立ち、単独・正攻法で実際に作ってみました。(その4)

必須項目が未記入というメールが届いた

EMS(郵便局の国際スピード急便)で書類を郵送した1週間後、COLのAccounts Officerという口座開設担当係のようなメールアカウントから、メールが届きました。

 件名に「COL FINANCIAL - LACKING REQUIREMENTS」とあります。必須項目の記入不足です。本文にも

  Status : Incomplete

 と記載があります。またメールによると、足りない事項としては、

  • TIN
  • Personal Appearance

が必要とのことです。

 そもそも提出前の時点でTINは必要だということが分かっていたので、これは予想通りでした。つまり通常のフローで口座開設をしようとすると、この時点で書類不備で手続きが進まないことがわかりました。

 また、Personal Appearanceというのは何かというと、いわゆる本人確認のプロセスです。ちなみにメールの中にK-Y-C Policyと書いてありますが、これはKnow Your Customerの略で、日本語では顧客確認とされています。

 昨今マネーロンダリング防止の観点から銀行口座の開設はとても厳しくなっているのですが、個人の口座開設も、顔写真付きのパスポートの提出だけでは本人確認が完了できないのが一般的となっています。

そこでCOLではK-Y-C Policy(顧客確認の基本方針)として、顧客確認のためには遠隔の顧客にはVideo Verification(テレビ電話で本人確認)をすることにしています。僕は結局フィリピンのCOLに直接訪問して口座開設したので、Video Verificationはやりませんでしたが、やる場合はスカイプを使って本人確認をするみたいです。

結局、フィリピンに訪問してTINを取得しないと始まらない

このメールの返信で、次のことを伝えてみました。

  • 今度、フィリピンに行ってTINを取得しようと思います。
  • TINを取得したら、マカティのInvestor Centerに行って口座開設しようと思います。
  • 訪問前には予約が必要ですか?
  • 投資資金は、その時に入金する必要はありますか?

このメールに対して、担当者さんが、

  • TINが取れたら、次の手続きができます。
  • 予約なしでも来れます。
  • 書類はオルティガスにある事務センターにあるので、良かったら新しく書類を記入して、パスポートと一緒に持ってきてください。

と、返事をくれました。

 

ここまでやり取りをした結果、TIN取得のためにフィリピン訪問は確定となりました。