フィリピン株式とヘッジファンド投資で富裕層を目指すブログ

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【単独・正攻法】フィリピンの証券会社COL Financialで証券口座を開設してみた(5)

フィリピン株式に直接投資をしたくなったので、フィリピンの証券会社に口座を作ろうと思い立ち、単独・正攻法で実際に作ってみました。(その5)

出発前の準備:書類の記入

フィリピンの証券会社COL Financialに口座を開設するために、予定組みをします。

フィリピンに出発する前にやっておいたほうが良いことは、

  • 口座開設用紙に記入
  • TIN申請用紙に記入
  • パスポートのコピーを取っておく

この3つです。

フィリピン現地でやることは、

  • TINの取得
  • COL Financialの口座開設手続き

この2つです。ちなみに本来は、フィリピンとくにマニラ市内の銀行口座を開設していないとCOL Financialの口座開設はできないようですが、これまでのやり取りで、銀行口座開設は後からやることをCOLに伝えてあります。なぜそれができるかというと、ある手順を踏めば、PNB銀行の場合国内での手続きで、マニラ市内にある銀行口座開設ができたからです。

TINは、日本でいうところのマイナンバーで、納税番号です。フィリピンで働いたりする人は普通に取得できるみたいですが、フィリピンで働かない、ましてやフィリピンに居住しない人にとって本来不要のもので、取得の理由がなければ取得ができないようです。発行は、BIR(Bureau of Internal Revenue:フィリピン内国歳入庁)という役所でしてもらいます。

さて事前に調べたところ、フィリピンに居住しない人がTINの取得するには、ケソン市にあるBIR RDO 39という役所に行く必要があります。フィリピンの中心部メトロマニラのマカティからは、車で約1時間半ほどかかる距離です。Google Mapではあまり遠くなさそうに見えますが、フィリピンは渋滞が激しいので、想像以上に時間がかかります。

フィリピン国内にはBIRはたくさんあり、現地の人にケソンのBIR RDO 39に行くというと、「BIRなんてすぐ近くにもあるしどこに行っても同じ」みたいなことを言う人がいますが、彼らも知らなくて良かれと思っていったいるだけです。

TINの申請書類は、COL Financialの口座開設用紙のダウンロードページからも入手できますが、BIRのサイトでも取得できます。

COL Financialの口座開設用紙ダウンロードはこちら↓

https://www.colfinancial.com/ape/Final2/home/open_an_account.asp

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BIRのサイトはこちら↓

https://www.bir.gov.ph/

ページ下部「Quick Links」から「BIR Forms」のリンクを辿るとフォーム一覧のページが出てきます。申請書類はたくさんありますが、必要な書類の番号は「BIR Form 1904」です。

フィリピンの休日は注意!

書類を整えて、COL Financialのヘルプデスクと事前に連絡を取り合い、マニラに向けて出発しました。旅程としては、木、金でTINの取得と口座開設の手続きを終えて、土曜日に帰国するプランを考えていました。

そこで大失敗したことをご紹介しますと…

僕が初回に訪問した時は、11月1日(木)と11月2日(金)で手続きを済ませようと思っていたのですが、なんとその2日間は、フィリピンは祝日(しかも2連休)で役所も金融機関も休業日だったのでした…!しかも、当日まで祝日だと気づかなかったという失態。ちなみに11月1日と11月2日はハロウィンの翌日から始まる2連休で、日本でいうお盆みたいなものなのだそうです。

フィリピンでは例年夏に翌年の祝日を正式に発表しているみたいです。曜日の関係から連休を作る配慮も含めて、どの日が祝日となるのか、毎年、多少の変動があります。ですので、予定を組む際にはフィリピンの祝日をちゃんと調べる必要があります。